血糖値の正常値は、あらゆる年齢や男女差などの項目を考慮して決められた数字です。

そのため、この正常値を超える方は生活習慣を見直す必要があります。今回気を付けていただきたいのは、空腹時血糖値が100mg/dl~110mg/dl未満の正常値だけど高目である方も注意の対象に入ったことです。

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血糖値 正常値

1、空腹時血糖値:100mg/dl未満
2、食事の2時間後血糖値:140mg/dl未満
3、ヘモグロビンA1c:5.8%未満が正常値となっています。

普通は今の自分の血糖値が正常値かどうかは分かりませんので、自分で血糖値を測定したり、病院で正常値かどうかの血液検査をすることになります。

下の表を参照しながら、自分で血糖値を測定して正常値か確認するのが一番良いでしょう。

 正常値か? 空腹時血糖値(mg/dl) 食後2時間(mg/dl)
正常型 100mg/dl未満  正常型  140mg/dl未満
正常高値 100mg/dl~110mg/dl未満
境界型糖尿病 110mg/dl~126mg/dl未満 140mg/dl~200mg/dl未満
糖尿病 126mg/dl以上 200mg/dl以上

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健康診断などで、朝の空腹時血糖値が正常値高値の100mg/dl~110mg/dL未満の方は、食事の2時間後が140mg/dlを超えてる(境界型糖尿病)可能性もあります。

血糖値が正常値の100mg/dlを超えていたらすぐに病院に行き、ブドウ糖負荷試験を実施しましょう。糖尿病は一度なると基本的には治らない病気です。なる前に防ぎましょう!

 HbA1c 正常値 

   可・不十分 可・不良 不可
HbA1c 5.8%未満 5.8%~6.5%未満 6.5%~7.0%未満 7.0%~8.0%未満 8.0%以上

へもグロビンA1cの年齢別の平均を 血糖値 平均 の記事で書きましたが、20歳から70歳の方は4.6%~5.4%の狭い範囲で分布していました。そう見ると、HbA1cが5.8%以上というのはやはり正常値をはるかに超えた数字だと言えるでしょう。

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しかし、正常値を大きく超えている方でも、正常値の5.8%未満に戻すのはそれほど難しいとは思いません。血糖値を正常値にする順序を理解していただければ可能なのです。ぜひ、このサイトの他の記事をご覧いただき正常値を目指してください。

 血糖値を正常値にする順序

血糖値を正常値にするには、まず食事の2時間後の血糖値を140mg/dL未満に近づけることから始めます。どうしてもHbA1cの数字ばかりに目が行きますが、食後2時間が正常値に近づかない限りHbA1cは正常値には近づきません。

食後2時間の血糖値を正常値にする → 空腹時血糖値が正常値に近づく → HbA1cも正常値の範囲内になる → 健康な生活が送れる 

血糖値 正常値への順序を忘れないでくださいね・・・私も一緒に頑張りますので、皆さんも正常値を目指しましょう!

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