血糖値を管理する場合、出来れば1時間後と2時間後の血糖値の測定が理想ですが、2時間後だけでもいいです。
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糖尿病や境界型糖尿病の方にとって、2時間後の血糖値は非常に重要です。2時間後の血糖値を良好に保たない限り、空腹時血糖値とヘモグロビンA1cも希望通りには下がらないからです。
血糖値を下げる法則 : 食事2時間後の血糖値を下げる→空腹時血糖値も下がる→ヘモグロビンA1cも下がる でした。
●2時間後 血糖値 判定
2時間後 | 血糖値 2時間後(mg/dl) |
正常型 | 140mg/dl未満 |
境界型糖尿病 | 140mg/dl~200mg/dl未満 |
糖尿病 | 200mg/dl以上 |
2時間後の血糖値を140mg/dL未満にするには カーボカウント 糖質制限食を実施すのが一番いいです。2時間後の血糖値を管理するのに最も良い方法と思われます。私の記事 カーボカウント 糖質制限食 やり方 で、2時間後の血糖値を下げる詳細について書きましたので、お時間がある時に熟読していただければと思います。
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●2時間後 血糖値 参考例(実際の私の平均的な結果です)
2時間後 血糖値 主食 空腹時 → 2時間後血糖値
ラーメン 120mg/dL→280mg/dL (+160)
そば 110mg/dL→210mg/dL (+100)
カップヌードル 110mg/dL→260mg/dL (+150)
松屋の牛焼肉定食半ライス 103mg/dL→190mg/dL (+ 87)
2時間後 血糖値 おやつ 空腹時 → 2時間後血糖値
ソイジョイ 102mg/dL→141mg/dL (+ 39)
カロリーメイト 98mg/dL→148mg/dL (+ 50)
ハーゲンダッツ 102mg/dL→141mg/dL (+ 39)
ショートケーキ 100mg/dL→170mg/dL (+ 70)
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これらの食べ物は、糖尿病の方にはお勧め出来るものではありません。しかし2時間後の血糖値の参考例として、載せてみました。普通に販売されているものを食べると2時間後の血糖値はかなり上昇してしまいます。
そこで糖尿病患者が2時間後の血糖値をコントロールするには、自炊の時には糖質を減らすか外食の場合はご飯などの炭水化物(糖質)を調整するかです。2時間後の血糖値を管理する方法はこれしかありません。運動療法もありますが、また後日にします。
自炊で2時間後の血糖値を管理するには、食事は糖質の量を少な目に作る→食前に空腹時血糖値を測る→2時間後の血糖値を測る→180mg/dL以上なら次回の食事の炭水化物(糖質)の量を訂正し、2時間後の血糖値140mg/dL未満を目指す。
これを繰り返すと、2時間後の血糖値が改善して空腹時血糖値も改善してくるはずです。一緒にがんばりましょう!