今回は血糖値が低い原因や症状や対処方法について書きます。通常は、糖尿病の薬やインスリン注射により、血糖値が低い状態になることはよくありますが、もともと血糖値が低いという方も多いようなのです。

もともと血糖値が低い方は、甘いものを摂り過ぎた場合、インスリンの過剰分泌を起こし、血糖値が低い事になってしまうようです。そのように血糖値が低い状態になる方も、飴などを持ち歩いてうまく対応しているようです。

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一方、糖尿病の場合の血糖値が低いという状態は、薬やインスリンによって引き起こることがほとんどです。血糖値が低いというのは60mg/dL以下の時を指します。

通常、健康な人は70~110mdg/dLの間に血糖値を調整出来ますが、糖尿病の人は、血糖値をうまく調整できない場合があります。それは、薬やインスリンの量が、食事に対して多すぎた場合に低い状態にしてしまうのです。

血糖値が低い 原因症状対処方法について考えます。

血糖値が低い原因

血糖値が低い原因は糖尿病薬とインスリン注射の影響と考えられます。

血糖値が低い原因となる糖尿病薬は主に2種類です。経口血糖降下剤のスルフォニル尿素剤(SU剤) アマリール、オイグルコン・ダイアグリコなどや、速攻型インスリン分泌促進剤グルファスト、スターシスやファスティックです。服用されている方はご注意下さい。

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また、インスリン抵抗性改善剤のアクトスとα-グルコシダーゼ阻害剤のボグリボース(ベイスン)、グルコバイは、それほど血糖値が低い状態にはならないようですが、注意しましょう。

インスリン治療をしてる方はいつでも血糖値が低い状況を想定して、飴などを持ち歩きましょう。血糖値が低い原因としては、インスリンの量が多すぎたり、いつもより食事の量が少ないといったことなどが考えられますので、食事の時には食べる量などにも注意しましょう。

血糖値が低い症状

血糖値が低い60mg/dL以下の症状として、汗をかいて震えるなどが見られるようになります。それが進むと、失神やパニックに陥ったりもする場合もありますし、血糖値が低い時間が長いと脳細胞が死ぬこともあります。

特に気をつけたいのが、糖尿病の方は血糖値が低いか高いかの自覚症状がないため、気づかずに突然失神という事もあるようです。薬やインスリンを使う方は血糖値が低い状況に十分気をつけてください。

血糖値が低い対処方法

インスリン治療やSU剤を服用してる方が、血糖値が低い症状が出たら、飴やブドウ糖錠を摂取してください。血糖値が低い症状は2~3分でなくなるでしょう。


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