血糖値をコントロールするいくつかの方法を紹介します。まず血糖値をコントロールするには食事療法、運動療法、禁煙などの基本をしっかりやりましょう!

血糖値をコントロールするのは毎日のことなので大変ですが、長生きするためにもがんばりましょうね。今回は血糖値をコントロールする色々な方法も一緒にご紹介します。

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血糖値のコントロール基準

  空腹時血糖値(mg/dl) 食後2時間(mg/dl)
正常型 100mg/dl未満  正常型  140mg/dl未満
正常高値 100mg/dl~110mg/dl未満
境界型糖尿病 110mg/dl~126mg/dl未満 140mg/dl~200mg/dl未満
糖尿病 126mg/dl以上 200mg/dl以上

1、カロリー制限食のコントロール

現代の糖尿病治療の基本となっている血糖値のコントロール方法で、1日の摂取カロリー範囲内で食事をします。

例えば、「あなたは1,500カロリーまでで3食の食事を作り、食べなさい。」 こんな感じで血糖値をコントロールする方法です。

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2、カーボカウント

食事の炭水化物の量を数え、血糖値を計測して血糖値の動きを把握しコントロールします。

これは、血糖値を上昇させるのは炭水化物であるという事実から出てきた考えで、炭水化物を少なくすれば血糖値をコントロールすることが出来ます。ある意味「利」にかなった方法です。

3、糖質制限食

カーボカウントの進化系の血糖値をコントロールする方法です。血糖値を上げるのは、炭水化物の中の糖質であるという考えのもと、糖質をなるべく摂取しないで、血糖値をコントロールするのです。これも「利」にかなった方法と言えるでしょう。炭水化物=糖質+食物繊維です。

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4、運動療法

これは食事で血糖値をコントロールするのと同様の効果があります。特に食後1時間以内の散歩などでも血糖値のコントロールに有効です。

5、禁煙

タバコを吸う人はインスリンの分泌が15%ほど減ります。そのため血糖値のコントロールが悪化します。糖尿病の方は脳梗塞や心臓病などのリスクが高いですから、これを機会に禁煙しましょう!

ヘモグロビンA1cの判定(1~2ヶ月の血糖値の平均を表します) コントロール目標

HbA1c 可・不十分 可・不良 不可
ヘモグロビンA1c 5.8%
未満
5.8%~6.5%未満 6.5%~7.0%未満 7.0%~8.0%未満 8.0%
以上

また他の日に、違う血糖値をコントロールする方法をご紹介したいと思います。

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