血糖値が高い方にとって、血糖値と食事の関係を把握することが最も大切です。HbA1cは5.8%以上の境界型糖尿病や糖尿病の方にとっては血糖値と食事は永遠のテーマです。

血糖値と食事の関係を把握すれば、ある程度は血糖値をコントロールすることが可能です。 血糖値を低く出来る食事療法などをご紹介します。

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食事における炭水化物(特に糖質)の割合を減らす

血糖値は、糖質を多く摂取すると上昇します。食事の内容を見直して、糖質の量を調整してみてください。そして、自己血糖値測定を行い 血糖値と食事の関係を日々メモをとるようにしましょう。必ず改善するはずです。

例)ハンバーグ定食(ライス普通)を食べると120mg/dL上がるけど、ハンバーグ定食(ライス1/2)にしてみたら血糖値は60mg/dLしか上がらないんだ・・という具合に血糖値と食事をチェックします。次第に食事を見ただけで、どのくらい血糖値が上がるか想像できるようになります。

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血糖値の上昇を抑制する食事を摂取する

お酢きのこは糖の吸収を穏やかにして、食事で血糖値が上がるのを防ぎます。薬で例えるなら、ボグリボース(ベイスン)などのαグリコシターゼ阻害剤と同じような働きをするので、血糖値の上昇抑制には摂取したい食事です。

また野菜の食物繊維は血糖値の上昇を抑えてくれますので、食事を開始する時はまず野菜を食べてから他のものを口にすると、血糖値の上昇が抑制される食事となりますので有効です。

食事の後は運動する

食事後30分~1時間に軽い運動をしてください。ウォーキングや散歩などでもかなり血糖値が下がる効果があります。

●血糖値(mg/dl) 食事 2時間後

  食事 2時間後(mg/dl)
正常型 140mg/dl未満
境界型糖尿病 140mg/dl~200mg/dl未満
糖尿病 200mg/dl以上

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